【眠りの神秘】人間が寝ないでいられる限界&寝ないとどうなってしまうのか?

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皆さま、普段からちゃんと睡眠はとっていますか?最近気温が高くなり、昼間に眠くなるタイミングも増えてきましたね…。特にお昼の後なんか眠くて眠くて仕方ない!

そんな日々の中で浮かんだのが「人間って限界まで寝なかったらどうなるの?」という疑問。「寝なかったら過労で命を落とすんじゃない?」と思われるかもしれませんが、それは何か作業をしていた場合ですよね?

でも仮にのんびりしながら“ただ起きているだけ”だったら…?

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1959年に行われた無謀な挑戦!

調べてみると1959年と1965年に人間の断眠記録が残っていることがわかりました。まず1959年、小児麻痺救済の募金集めのために「トリップ」という名のDJがニューヨークのタイムズスクエアのガラスブースから断眠の様子を放送。

200時間にわたり一切の睡眠を取らずに放送を続けたそうです!日数で言うと8日間とちょっと…凄いですね。

さらに1965年にも…

ですが上には上がいて、1965年にはカリフォルニアの17歳の高校生「ガードナー」君がこの世界記録に挑戦し、264時間12分の断眠を成功させました。日数で11日間!クレイジーですね!

断眠をした彼らは無事だったのか?

で、ここからが重要なんですが、この二人は果たして無事だったのか…。ガードナー君の挑戦に立ち会っていた、睡眠研究で有名なスタンフォード大学の「ウィリアム・デメント教授」による記録が残っています。

2日目:眠気と倦怠感

4日目:自分が有名プロスポーツ選手であるという妄想

6日目:幻覚

9日目:視力低下や被害妄想

最終日:極度の記憶障害

ガードナー君はこれらの症状に蝕まれたものの、首から下の身体面に大きな問題は出なかったそうです。しかし危険な状態であることは確か。誰もが彼の行く末を心配したことでしょう。

彼は断眠終了後に15時間ほど爆睡した結果…普通に目覚め、一切の後遺症もなかったとのことです。(いや、確実に寿命縮まってるよね!?)

でもこれだけ寝なくても生きていられる人間のポテンシャルって凄いですね…。ちなみに動物実験で断眠をさせられたラットたちは、すべて2週間足らずで死んでしまったそう…。死因の直接の原因は免疫力低下による感染症や、精神的・身体的ストレスによるものと考えられています。

トリップ氏やガードナー君の場合、不安や恐怖といった精神的ストレスがなかった点も、後遺症が発症しなかった要因なのかもしれません。

その後も記録は破られ続けたが…

凄まじい記録を打ち立てたガードナー君。しかしこの記録はその後何度も破られることになります!現時点での最長記録はロバート・マクドナルド氏が打ち立てた453.7時間。ここまで来るともう意味わかんないですよね…。

このように多くの人が挑戦した“断眠”でしたが、1997年には安全上の理由からギネス世界記録が断眠記録を廃止しています。うん、良い判断ですね。このままいくと絶対死人が出ていたと思います…。

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結論、断眠だけの場合であれば人間の身体はそれなりに耐えられることがわかりました。でもこのガードナー君の世界記録、個人的には絶対に挑戦したくないです…。

これから暖かくなってきますので、みなさんも休む時はしっかり休んで長生きしましょう♪

ランディ・ガードナーの断眠実験 - Wikipedia

引用/Wikipedia(ランディ・ガードナーの断眠実験)

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