【アビスは実在した!?】地底世界に迷い込んだ冒険家の手記が発見される

都市伝説・超常現象
地底世界(AI生成)

時は1946年~1947年。アメリカ海軍による大規模な南極観測プロジェクト『ハイジャンプ作戦』が決行されました。その指揮を執ったのはアメリカの英雄“リチャード・イヴリン・バード少将”。彼は軍に従属する一方、冒険家としても有名な人物でした。

このハイジャンプ作戦は数名の犠牲者を出しながらも、広範囲にわたる南極沿岸の航空写真の撮影に成功するなど、その科学的意義が評価されました。しかしそんな中、バード少将は生涯忘れられない奇妙な体験をすることになります…!

▼▼▼メイドインアビス第一巻▼▼▼

リチャード・イヴリン・バードとは?

リチャード・バードは1888年にバージニア州で誕生。その後1926年に航空機による初の北極点到達を成し遂げ、一躍脚光を浴びます。

さらにその翌年の1927年、ニューヨーク市からパリまで、またはその逆のコースを無着陸で飛んだ最初の連合国側の飛行士に与えられるオルティーグ賞が懸かった太平洋横断飛行に挑戦!

無事に横断に成功したものの、出発前の事故などのタイムロスが響き、惜しくもチャールズ・リンドバーグに先を越されてしまいます。

しかしその後の1929年、リトル・アメリカ基地から南極点までの往復と初の南極点上空飛行に成功!国民的英雄となります。そして1946年…ついに南極観測プロジェクト『ハイジャンプ作戦』が決行されることに…。

『ハイジャンプ作戦』とは?

南極における

  • 恒久基地建設の調査
  • 合衆国のプレゼンスの提示
  • 寒冷地における人員・機材の動作状況の確認
  • 技術研究

などを目的とし、人員規模は4,700名。13隻の艦船と多数の航空機により支援された大規模作戦です。途中の悪天候により飛行艇が墜落し、3名の死亡者を出しましたが、ほとんどの調査隊が無事に調査を終了して帰還しています。

この作戦で多くの航空写真が撮影され、その科学的意義も大きかったそうです。

リチャード・バードの死後、当時の日記が発見され…

リチャード・バードはその多くの活躍が評価され、アメリカ軍の最高位の勲章である名誉勲章を受章。その半生がドキュメンタリー映画になるなど、アメリカの英雄となりました。

1957年に68歳で死去しましたが、その生き様はきっと素晴らしいものだったでしょう…。しかし、その後長い月日の経った1996年、突如彼の日記が発見されます。そこには衝撃の内容が綴られていました…!

辿り着いたのは謎の地底世界…

バード少将の日記に書かれていたのは下記の内容です。

6時10分
準備が整い離陸。

8時15分
ベースキャンプ間のラジオチェックを行う。状況は正常。

9時10分
下には広大な氷と雪の景色が広がっている。氷が少し紫がかっているようにも見える。

9時15分
遠くに山のようなものが見える。
10時
山脈を越えると、渓谷があり小川が流れている。ここに緑の渓谷があるはずがない!何かがおかしい!ここには雪と氷しかないはずだ!ナビゲーションシステムがくるくる制御不能に回っている!

10時5分
下に広がる渓谷は緑で覆われている。光が何か普通と違うようだ。太陽はどこにもない。下に象がいる!いやどちらかというとマンモスのようだ!

10時30分
外の気温は摂氏23度となっている!ナビゲーション機能は直ったようだが、ラジオが機能していない。

11時30分
街のようなものが見えてきた!こんなことが…あり得ない!飛行機の機体が軽く感じる。機体が反応しない!何だこれは。我々の機体のすぐ横に、変な飛行機のようなものが飛んでいる。急速に近づいていくる!

円盤の形をしていて、光り輝いている。機体には卍のような記号が見える。これは素晴らしい!私はどこにたどり着いてしまったのだ。

11時35分
ラジオから声がする。英語だか、北欧かドイツの訛りがある。『少将、我々の領域にようこそ。ちょうど7分後に着陸させますのでリラックスしていてください』メッセージが終わると機体が完全に止まり、何か外部の力に操作されているかのようだ。

11時40分
飛行機が着陸しているのが分かる。何か見えないエレベーターにでも乗っている気分だ。

11時45分
数名が機体に近づいてくる。背が高く、金色の髪で、何も武器のようなものは持っていないようだ。私の名前が呼ばれ、機体を開けるように指示される。

時間の記録はここで途切れ、以降はバード少将の記憶の限りで手記が続いています。

私たちは、車輪のない小さなプラットフォームのような乗り物に乗せられ、光り輝く街の方に移動し始めた。

街はクリスタルのようなものでできているようだ。大きな建物の前で止まり、今まで飲んだことがない味の温かい飲み物を提供された。非常に美味しかった。

その後、奥に進むと、マスターと呼ばれる人のところに連れられた。その部屋は美しい色、そして美しい存在で包まれていた。人間の表現では説明ができないような光景だ。前には長いテーブルがあり、男性が座っていた。そして彼はこのように話し始めた。
「我々の領域にようこそ。あなたが素晴らしい人物であり、地球表面では有名な人のため招き入れました。そうです。ここは、Arianni(アリアーニ)地球の内側の世界になります。

あなたをここに招き入れたのには理由があります。あなた方に関心を持ったのは、あなた方が広島と長崎に原爆を投下したことからです。

我々は今まであなた方の戦争に対して干渉したことは、ありませんでした。しかしあなた方は人間が扱うべきでない力、原子力の力を手に入れてしまった。

我々は既にあなた方の世界の権力者たちにメッセージを届けてきたが、彼らは警告を聞き入れなかった。

あなた方の中には、世界の存続よりも権力を守りたいといった人々が存在する。第二次世界大戦はこれからあなた方が経験することの前兆に過ぎません。

この嵐に巻き込まれるものと、嵐の中でも生き延びるものとに別れます。その時が来たら我々はあなた方の社会に立ち直る手伝いをしてあげます。このメッセージをあなた方が地上に持ち帰り伝えるのです」

その後バード少将は自分の飛行機に戻され、見えない力によって高度2700フィートのところまで押し上げられ、14時20分には再び、氷と雪の山々に戻されたといいます。

バード少将はこれらの体験を1947年3月11日、ペンタゴンに呼ばれた際に報告しますが、当時の大統領『ハリーS.トルーマン』により7時間ほどその場で拘束されてしまいます。そして

「このことを人類のためだと思って黙っているように」

と指示されたそうです。それ以降、軍人としての責任感からバード少将は指示通り口を閉ざしました。しかし亡くなる3ヶ月前の彼の日記には…

「1947年から今まで私は苦しんできた。秘密は貫き通したが、これは完全に私の価値観に反している。この秘密は私の死とともに死んではならない。私はこの真実を知り、自由になった。なぜなら、私は南極や北極の向こう側、
That Center of the Great Unknown(大いなる道の中心)
を見たのだから」

と書かれていました。南極にジャンルグル、マンモス、そして地底人…このセンセーショナルな内容はたちまち世界で話題となります!

しかしこの話、デマという噂も多く…

非常に魅力的かつ心躍る内容のため、私もこれが実話だと信じたいのですが…実際には下記の理由からこれらは全てフィクションであるとも言われています。

  • 日記の原文とされるものが出所不明。
  • 地球空洞説を唱える作家に対し、北極上空を飛んだバード少将が「穴などなかった」と否定。その後、同作家は空洞説に関する講演や著述をやめた経緯がある。
  • 少将の死後、同作家の書籍を真似した別作家の書籍が発表。その中にバード少将の地底世界の話が突如として書かれている。(『地球空洞説』レイモンド バーナード)
  • バード少将のノンフィクション全集がこの後に発行されているが、その中に地底世界に関する話が一切出てこない。

など…確かに怪しさ満点!地球空洞説を信じたい著者が、リアリティを持たせるために行った創作である可能性が高そうです…。

でもこの話、本当に魅力的ですよね~!(≧▽≦)もし本当だったらと思うとワクワクして夜も眠れません!さて…皆様はどっち派でしょうか?なんにしても本当に地底世界があったとしたら…ぜひ行ってみたいですね!!

▼▼▼『地球空洞説』レイモンド バーナード▼▼▼

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引用/YouTube:地底世界に辿り着いた男の話とは?!(深堀動画)

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