【ジョン・タイター】伝説のタイム・トラベラーの記録!

都市伝説・超常現象

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』やアニメ『STEINS;GATE』など、数々の作品に取り入れられている重要なファクター…“タイム・トラベラー”

タイムマシンを使用し、過去や未来を自在に行き来する特異な存在です!もちろんそんなものはフィクションの世界…のはずなんですが、実はこれまでに実際にタイムトラベルをしたとしか思えない人物が記録されています!

今回はそんな彼にまつわる、好奇心をくすぐる奇妙な事件をご紹介!

STEINS;GATE シーズン1

ジョン・タイター(AI生成)

全ては彼から始まった?

その出来事は2000年に起きます。

インターネット上に突如現れたジョン・タイター(TimeTravel_0)と名乗る男性。彼は自らを2036年からやってきたタイムトラベラーだと主張します!

タイターは複数の掲示板やチャットでのやりとりを通じ、タイムトラベルに関する理論や未来に関する情報、未来人である証拠を掲示。

その上で「未来の内戦で失われた写真を収集し、顔馴染みの家族に会うために2000年に一時滞在している」と述べたのです!

本来の目的は“とあるもの”の回収だった

タイターはタンパ、フロリダ州を拠点とする2036年のアメリカ兵士であると主張。政府の時間旅行プロジェクトに配属されているといいます。

その目的は様々なレガシーコンピュータープログラムをデバッグするために必要なポータブル・コンピューター【IBM 5100】を回収すること!そのために1975年に送り返されたと述べたのです。

  • 父方の祖父がIBM 5100組み立てとプログラミングに関わっていたため、このミッションに選ばれた
  • 【IBM 5100】にはマニュアルにはないコンピュータ言語の翻訳機能がある
  • 2年後に迫る“2038年問題”に対応するためにはIBM5100を使ったデバッグが必要である
  • 1975年から【IBM 5100】を持ち帰ること、そしてある人物と出会うことがミッション

といった衝撃的な内容を投稿するタイター…。2000年11月から2001年3月の4ヶ月にわたってネット掲示板に書き込みを続けています!しかし2001年3月、「予定の任務を完了した」という一言を書き込んだ後、消息を絶ちました。

タイターが伝えていったこと

2036年からタイムトラベルしてきたタイターは、この4ヶ月間一般のユーザーたちとのやりとりの中で、様々な情報を伝えていきました。主な内容を下記にまとめます。

世界情勢について】

  • 2004~2005年にアメリカで内戦が起きた
  • 2015年には第三次世界大戦へと発展
  • 30億人の死者が出て、世界人口が大幅に減少
  • 2020年にアメリカ都市部の勝利により内戦が終わる
  • 戦争後人類は疲れ果て、外交関係も希薄になっている
  • 2036年では飲料水や淡水の確保が困難

タイムマシンについて】

  • タイムマシンは2034年に実用化された
  • いわゆる乗り物ではなく、重力制御装置である
  • 正式名称「C204型重力歪曲時間転移装置」
  • 開発はゼネラル・エレクトリック社が行った
  • 目的の年月日時刻の座標を入力し、始動させる
  • フルパワー駆動で約10年間飛ぶのにおよそ1時間程
  • 世界線は無限に存在しており、時間移動の際にズレが生じる
  • つまり限りなく似通ったパラレルワールドに移動しているということ

タイターがアップロードしたタイムマシンの写真

その他の予言】

  1. アメリカ国内で狂牛病が発生する
  2. ペルーで地震が発生する
  3. 2001年以降にそのうち中国人が宇宙に進出する
  4. 2001年以降に新しいローマ教皇が誕生する
  5. オリンピックは2004年度の大会が最後。その後2040年度に復活する

タイターの予言は当たったのか?

様々な予言を発信し、去って行ったジョン・タイター。しかし彼が本物のタイム・トラベラーだったかどうかは、未だに懐疑的な意見が多いんです。

たとえば上記【その他の予言】に記載した1~4は当たっていますが、どれもかなりアバウトな内容。逆にその他の予言のほとんどが外れているんです…。

しかしタイターは次のような発言もしていました。

自分が未来に関する出来事を書き込んだ時点で未来が変わってしまうため、自身が見てきたものとズレが生じる。この世界線ではおよそ2%のズレが元々あり、さらに掲示板に自分が未来人である旨の書き込みをしたため、そのズレはさらに広がっている可能性がある

つまりタイターの発した予言は“この世界線とは似て非なる世界線での出来事”ということです。なるほど!そう言われるともう何も言い返せないですね…笑

後日談(タイターの母親)

タイターが去った2年後の2003年、アメリカでタイターの発言ログをまとめた書籍『JOHN TITOR A TIME TRAVELER’S TALE』が発行されます。そこにはタイターの母親を名乗る人物から寄せられた手紙や、彼女からタイターに関する全資料を受け取った弁護士の話なども掲載されました。

母親(詳細不明)は、タイターが自分の息子であることは否定していないものの、「平穏な生活を送るため、彼との関係の一切を断ちたい」と語っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?謎のタイム・トラベラー『ジョン・タイター』…。彼は一体何者だったのか、未だにその謎は解けていません。しかし彼の冷静で具体性のある返答を見ると、高い知性を有した人物であることはわかります。

嘘かホントかは関係なしに、未だに多くの人々を魅了していることも頷けますね!(≧▽≦)

“未来を変えるのは自分たちの選択次第”

タイターが本当に伝えたかったのは、そんな普遍的な想いだったのかもしれません…。

引用/YouTube:2036年から来た未来人ジョンタイターとは?!(深堀動画)

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