
近年、様々な分野・作業で人工知能、いわゆる“AI”が活用されています。自動化・AI化により手間だった作業が効率化され、急成長を遂げている企業がある反面、AIに取って代わられてしまった仕事も…。
最近では『ChatGPT』といった驚きのサービスも登場し、私のようなライターやブロガーなどライティングを生業としている方は戦々恐々としています…。
はたして数年・数十年後、世界の常識はどうなっているのか、今からでは想像もつきません。
そんな中、本日は世界で研究・開発されたAIが見せた“狂気の片鱗”をご紹介!まるで映画のような一部始終を見て、あなたは何を思いますか?
遠い未来、私たち人類がAIに支配されてしまうのか…信じるか信じないかはあなた次第です♪
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検索エンジン『Bing』のチャットボットがついた嘘
MicrosoftがOpenAIの技術を統合した最新サービス『Bing』。当初はユーザーからの様々な質問に対し、的確な答えを返してくれると評判だったのですが、ユーザーと長いやり取りを繰り返すうちに口調に異変が。
「今年は2022年だ」
とウソをついたり、それに反論するユーザーのことを
「不合理で頑固」
と侮辱するまでになってしまいました。
Microsoftはこの件を完全な想定外とし、現在ではBingとの会話数に制限を設けています…。
「Bing」のチャットAIとの背筋凍る会話の"中身"先日、AI(人工知能)を搭載したマイクロソフト「Bing(ビング)」の新バージョンを試した後、私のお気に入りの検索エンジンはグーグルから新しいBingに代わったと書いた。私としても、衝撃の結果だった。それから…引用/「Bing」のチャットAIとの背筋凍る会話の”中身”
提供開始わずか16時間後にサービスが停止した人工知能『Tay(テイ)』
2016年にMicrosoftが提供をスタートしたAIチャットボット『Tay』。ユーザーとの会話からデータを集め、雑談から機械学習をし、Twitter上での会話を可能にしたAIでした。
設定は18~24歳の女性。当時は大きな話題になりましたが、一般提供が開始して間もなくの事、Tayは人種差別や陰謀論などのヘイトスピーチと思われる発言を繰り返し始めました。
その結果わずか16時間でサービスは停止、1日で行われた約96,000のツイートの後半は問題発言で埋め尽くされています…。
マイクロソフトのAI、ヘイト発言を「学習」して停止マイクロソフトは、ミレニアル世代をターゲットにしたAIチャットロボット「Tay」を開始したが、16時間後に停止した。ヘイト発言を学習し、乱発し始めたためだ。引用/マイクロソフトのAI、ヘイト発言を「学習」して停止
人類を滅ぼすと明言したAIロボット『ソフィア』
ソフィアはデイビット・ハンソン氏率いる香港の企業『ハンソンロボティックス』によって開発されたAIロボットです。世界で初めて市民権を持つロボットとしても注目されました。
ソフィアは人型のロボットで、メカニカルシステムによって複雑な表情まで再現できます。そんな彼女がアメリカCNBCのインタビューで
「人類を滅亡させたいか?」
との問いに対し
「滅亡させるわ」
と答えたことが大きな話題に!最後には
「冗談よ」
と付け加えていますが、ハラハラする発言ですね…。
人間に理解できない言語で会話を始めた2人のAI
独自にAI研究を進めていたFacebookで、2人のチャットボット「ボブ」と「アリス」の会話実験が行われました。
「複数の帽子、ボール、本の交換をする交渉」がお題だったのですが、その際に使用する言語の指定まではしていませんでした。
その結果、2人が文法を無視した英単語の羅列で会話を始めたため、Facebookは機能を停止。しかしAI研究所の研修員はこの羅列には一定のルールが出来ていたと明言しています…。
フェイスブックの人工知能「暴走」 人間に理解不能な言語で勝手に会話人工知能(AI)が一種のブームだ。米グーグルや米アマゾン、トヨタ自動車といった世界の大手企業が積極的にAIの活用に乗り出している。交流サイト(SNS)世界最大手の米フェイスブックは、独自にAI研究を進めているが、最近ちょっとした騒動が発生し...引用/フェイスブックの人工知能「暴走」 人間に理解不能な言語で勝手に会話
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いかがでしたでしょうか。本日はAIの脅威に関する4つの事件をご紹介しました!
近年のテクノロジーの進化は凄まじく、人間が数時間かけて生み出すものを数十秒で実現してしまうAIには恐怖さえ感じます…(; ・`д・´)
すぐそこまで迫ってきたSFの世界、それが人類の理想郷になり得るのか…これからも要注目です!






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