皆様はかの有名なアニメ映画『天空の城 ラピュタ』をご存知でしょうか?
少年少女の夢を具現化したようなロマンあふれる冒険活劇。私も1日に4回ぐらい見たことがあるほど大好きで、夢の中でもよく天空城を目撃しているのですが、実はこれ100%フィクションとは言い切れないんです…!
今回は天空に巨大都市が現れる超常現象『サイレントシティ』についてお話しします!
サイレントシティとは?
空の上に謎の都市が出現する超常現象です。本来あり得ませんが、現在に至るまで世界各国で目撃されており
- 目撃者が一人ではなく大勢
- 一瞬ではなく、ときには数分間もの間出現し続ける
という特徴があります!また、都市以外にも山脈や船団が現れることもあるそうです…。
サイレントシティの歴史
明確な記録として残るのは1889年にアラスカ州に出現した空中都市が最初。
リチャード・ウィロビーという人物が写真に収めることに成功しており、当時の新聞にも掲載されました!しかしその景色がイギリスのとある街に酷似しているとされ、偽物論争が勃発。
結局真相は闇の中ですが、リチャードに限らず当時から多くの目撃証言があったそうです。
アラスカに現れたサイレントシティ!異次元空間に浮かぶ幻の街 : 世界は謎がいっぱい19世紀後半、 パンハンドル北西のグランシェール湾の上空に街並みが現れた。 それは鮮明で酷くリアルな光景だった。 ラピュタの街がこの世に現れたかのような情景に人々はさぞびっくりした事でしょう。 大理石の建引用/アラスカに現れたサイレントシティ!異次元空間に浮かぶ幻の街
目撃された場所
前述したアラスカのほか、2013年にロシア、2015年には中国の広東省&イギリスと、世界各国から目撃情報が集まっています。
中国のものは街並みが鮮明でないことから、空気汚染から来る霧に反射した蜃気楼の一種と言われていますが…空に黒くそびえ立つ不気味なビル街は一見の価値ありです!
結局サイレントシティは何なのか?
有力とされているのは蜃気楼説ですが、そのほかにも国家によるホログラム実験説や海底都市説など香ばしい内容がたくさん…。ですが結局これらの現象は科学的に解明されておらず、続報が待たれます。
有力説となる“上位蜃気楼(ファタ・モルガーナ)”の仕組み
温度の低い海面等によって下方の空気が冷やされ密度が高くなると、元となる物体の上方に蜃気楼が見られる現象です。
普段は地平線や水平線の下に隠れて見えない風景や物体が見えるため、インパクトは抜群!日本の一部地域でも観測できるそうです。
サイレントシティはファタ・モルガーナなのか?
ファタ・モルガーナを撮影した写真を見ると、船が空を飛んでいるように見えるものもあり、サイレントシティが同様の現象である可能性は高いでしょう。
また、そのほとんどが海上で観測されていることからも、濃霧が海面と同様の役割を果たしたとすれば納得がいきます。しかしアラスカで出現したサイレントシティは
- ぼんやりしたものではなく、はっきりと街並みが映し出されていた
- なぜがイギリスの街だった
- 多くの目撃者がいる
…などの不可解な点があり、謎は深まるばかりです…。
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以上、『サイレントシティ』についてわかっていることをまとめてみました!
個人的には蜃気楼で間違いないと思ってしまいますが、もし実際に天空都市があったとしたらもうロマンの塊ですよね!><
ここ数年は観測されていないため、続報を期待しています!
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