いつの時代も私たちをワクワクさせてくれる存在『UMA(Unidentified Mysterious Animal)』。しかし近年では映像加工や分析技術の向上により、あらゆる映像が「フェイク」と一笑され静かに消えていっています…(T_T)
私自身、幼い頃はTVに映し出されるちゃちで不鮮明な映像にさえ、日々心を躍らせていました!!今回はその中でも驚くほど鮮明な映像に戦慄したヴァン湖の怪物『ジャノ』についてのお話です!
1997年5月に“それ”は目撃された……
トルコ東部に位置する広大な湖「ヴァン湖」。緑に囲まれたのどかなこの地で、巨大な謎の生物が泳ぐ姿が撮影されます!撮影者はユズンジュ・ユル大学助手の『ウナル・コザック』氏。彼はヴァン湖に住むとされる怪物『ジャノ』について2年にもわたり調査を行っていた人物です。
その映像にUMA専門家たちも驚いた!
それまでのUMA映像といえば驚くほど画質が荒かったり、ブレが目立っていたり薄暗かったり……胡散臭い物がほとんどでした。しかしジャノの映像は非常に鮮明で、体長15~20メートルともいわれる巨大な茶色い胴体が水面を悠々と泳ぐ姿が映されていたんです!
ジャノの正体とは?
撮影されたヴァン湖は塩水湖であり、ニシンなどの小魚しか生息していません。そのためカバやワニなどの大型の動物と見間違える可能性はゼロ。古代に絶滅したバシロサウルスの生き残り説も浮上しました。この映像は現在もイギリスのケンブリッジ大学で分析中だといいます。
UMA業界を揺るがす衝撃映像!しかし……
なぞのUMA『ジャノ』は一躍有名になりましたが、その結末は意外なものでした。なんと撮影者であるコザック氏の“やらせ模型”に関する制作費のトラブルが表面化!以降コザック氏は消息不明となりました。現在トルコの人々はジャノを捏造と判断し、笑い話にしているそうです……
政治的謀略だったとされる説まで……
ジャノ騒動が起きたのはトルコ政府軍によるクルド人迫害が激化した時期。ヴァン湖周辺はクルド人の居住地域だったことから、
「クルド人迫害から世間の目をそらすための政治的謀略だったのでは?」
とも言われています。
結局真実は闇の中……
ケンブリッジ大学による調査報告もなく、撮影者本人に確認が取れないため、ジャノの存在の真偽は現在も不明です。しかし面白い逸話がもう一つ!
ヴァン湖の中心の島には古い神殿(アルメニア教会?)があり、そこのレリーフには謎の生物が船の乗組員を狙う絵が彫られているそうです!
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以上がヴァン湖の怪物『ジャノ』についてわかっている内容です。私もリアルタイムでジャノの映像を見た時は
「えー!これマジなヤツじゃん!?映像のレベル違いすぎ!」
とビックリしたのを覚えています(;・∀・)しかし調べていくと結局嘘なのかな~という気が……(改めて見ると模型っぽいかも笑)
というかケンブリッジ大学さんの調査はいつ終わるんでしょうか?個人的にはこのまま一生終わらない気が……( ;∀;)でも湖の中心にジャノらしきレリーフがあるなんて、なんかRPGみたいでワクワクしますね!
レリーフの画像を検索しても出てこなかったのは残念でしたが……。個人的に最も衝撃を受けた謎のUMAジャノ。皆さまはどう思いますか?(*^-^*)
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