【UFOや宇宙人に関する未解決事件】は世界各地で起こっていますが、そのほとんどが具体性の欠ける内容だったり、嘘が混じっていたり…。しかし今回ご紹介するのは1978年にオーストラリアで起きた『バレンティッチ機消失事件』と呼ばれる謎多き出来事…。
なんと、この時に失踪したパイロットは現在も見つかっていないんです…(; ・`д・´)
一体どんな事件?
セスナ機で夜間訓練飛行中のパイロット、フレデリック・ポール・バレンティッチ氏が単独夜間飛行の際に突如機体ごと消えてしまうという事件です!通信が途絶えた直後にオーストラリア軍が、周辺の空と海を4日間にわたって大捜索しますが、セスナの残骸も遺体も何一つ見つけることはできませんでした…。
残された6分ほどの謎の音声…
バレンティッチ氏は信号が途絶える前、管制塔と会話しています。内容は
「4つの着陸灯を持った大型の航空機が1000フィート上空を追加した」
「ゲームでもしているみたいに確認できない速度で2~3回こちらを飛び越えている」
「それは航空機ではない…。現在飛行中で長い形、こんなに速いものを知らない」
「緑色のライトが一つ、金属のようで外側が輝いている」
「こちらを追っているようだ。本機は旋回中だが、向こうも真上で旋回している」
「ちょうど今消えた…(約40秒後)現在南西から接近」
「おかしな航空機がまた本機上空に浮かんでいる…それは浮かんでいて、航空機じゃない」
※そして不気味な金属音と共に通信が途絶える…!!
バレンティッチ氏とは?
彼は弱冠20歳の若手パイロットではありましたが、200時間近い飛行経験を持っているベテラン。この日のフライトでは目的地で海産物を積み込み、すぐに帰還する予定でした。運輸省は失踪原因を特定できないまま「死亡と推定」と発表しています。
事件6週間前からUFOの目撃例が多発!
当時、緑色に光るUFOの目撃情報が多数報告されており、彼が消息を絶つ前後になるとその数はピークに!鉛管工のロイ・マニフォールド氏が撮影した謎の飛行物体の写真も残っています。
様々な考察…
オーストラリア政府は「セスナ機が誤って上下反転して飛び、海面に映った町の灯りを飛行物体と見誤り、海中に墜落した」と発表。しかし残骸も遺体も一切発見されておらず、物証はありません。意図的な自殺などの説も出ていますが、真相は闇の中…。
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この事件は最初単純な飛行事故と報道されましたが、管制塔との通信記録が発表されて以降、国内外で大きな反響を巻き起こしました。普段のバレンティッチ氏がどんな人物で、私生活に問題を抱えていたかなどの背景も分からないため、何とも言えませんが奇妙な事件です…。
ところで実際の音声についてですが、ネット上には出回っていない様です。動画サイトに上がっている再現音声動画内の感想の中には
「元のテープをかつてラジオで聞いたが、その必死さから背筋が寒くなった」
「この事件の後にも同様のセスナ失踪事件が起きている」
「彼は薬物を使用しておらず、ガールフレンドに恋をしていた。美しい未来があるはずだった」
といった書き込みがあります…(; ・`д・´)
一体彼に何が起きたのか…決して風化させてはいけない事件ですね…!
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